アセビ(馬酔木)の庵

飼育中のウサギ&インコの日常を綴ります!

覚悟と決意……

グリちゃんの月命日にあたる今日、13日(水)にダッチ種といううさぎさん、1月7日生まれの男の子、アンドレくんを迎えます。

新しいペットを迎えるタイミングについては個人個人様々なお考えがあることを承知しています。私たちの判断に違和感や嫌悪感を抱かれる皆様も少なからずいらっしゃると思いますので、どうかご容赦いただければ幸いです。

以下、1ヶ月の間考えたことです……

新しいうさぎさんを迎えることで、グリちゃんのペットロスを乗り越えるきっかけにつながると思いました。新しく飼うことがペットロス克服に与える影響としては、

①生きがいができる。

②あの子にしてあげられなかったことや失敗、後悔を次の子にいかすことができる。

③お世話をしなければという「意欲」、「責任」がやる気や行動力につながる。

などかあります。

しかし、実際には葛藤があり今は早過ぎるのではないか?……何よりも亡くなったグリちゃんの供養がきちんとできていることが重要で、そのことを自問自答する毎日が続きました。

振り返ると、グリちゃんとの毎日は彼女の仕草や可愛さに安らぎを感じ癒やされ、我が家にとってはかけがえのない存在であったように思います。一方で、「うっ帯」との戦いの連続でもありました。入院も数度経験し通院は数知れず、自宅では妻と試行錯誤しながら、服薬・強制給餌等のケアを行ったものです。一度は「もうダメか?」と諦めたことも記憶しています。その時、幸いにも葛飾区にあるうさぎ専門の動物病院に駆け込み大事を逃れることができました。

ペットショップにいるうさぎさんたちは、次々と見知らぬ飼い主の家の子になり、様々な一生を終えることになります。4歳で虹の橋へ旅立ったグリちゃんの一生は、あまりにも早くとても残念で仕方ありません。もし、我が家ではなく他の家の子になっていたらと考えた時……後悔もありますが、自分はけっこう頑張ったのではないか?だとするとグリちゃんにとって幸せな一生ではなかったか?と思えることができました。

亡くなったグリちゃんは、私たちの心の部屋に入ります。新しいアンドレくんが来てもその部屋が増えるだけ……いくらか気持ちが楽になって来ました。

ペットの死は、一緒に暮らしている家族にとってもショックなことなので新たにうさぎさんを飼うことは、陰に日向に自分の良き理解者である妻の同意と協力が不可欠です。

実際にうさぎさんを見て触ることは、頭で考えるより具体的です。接することでより迎えたい気持ちが強くなる場合には、迎えのタイミングは近いとも考えました。

生き物であれば必ず「別れ」がやってきて、必ず「別れ」を体験します。しかし、考え方を変えれば、「別れ」がいつか来ることを体験しているため、心の準備が出来ているという考え方もできます。心の準備ができた状態で「別れ」を迎えることは、悲しみだけではなく、「一緒にいてくれてありがとう!」と穏やかな気持ちで受け止めることもできるようになります。

去る3月3日(日)、とあるうさぎ専門店でデビューして間もないダッチ種のうさぎさんに対面……

妻共々、「不思議な何か?」を感じました。ただ単に愛くるしいというだけではなく、先だった「うーすけくん」、「グリちゃん」から『僕と私は、「アンドレくん」と一体だから、お家に連れて行ってあげて!!大変だけど3人分可愛がってね!!』と背中を押されている感覚です。暗黙の了解のままこの子を迎えることが決まりました。今、大切な命を預かることを改めて肝に銘じたいと思います。彼らと一緒に過ごす楽しく穏やかな日常が長く続きますように……

乱雑な長文になり失礼いたしたました。
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